補助金は麻薬、それとも潤滑油

今日は終日、天満橋の基盤整備機構さんでの窓口相談でした。午前に３人午後に３人の計６人、ほぼ終日お話を聞きっぱなしという感じでした。６件のご相談のうち実は３件は補助金の申請がらみした。
日頃は３件くらいなのに、今日相談が多かったのはこのせいかもしれません。
でも、大森はいつも補助金の申請に相談にこられる方には、いつもお願いしていることがあります。

それは、「補助金」はあくまでも「事業を支援する潤滑油」にしかすぎないという事です。
人間、私も含めてどうしても欲目ですから、どうしても「いくら　補助してくれるのか？」「いつもらえるのか？」「もらってしまえばこっちのもん」みたいな発想がでてしまいます。
今日の新聞にも掲載されていましたが、東京の大手私立大学で１億８０００万円の補助金不正受給の記事がでていました。内容は実態のないアルバイト賃金を受け取っていて、その一部を教授が投資信託に私的に流用していたというおそまつな話しです。が文科省だけでなく、どこでもこういう話が後を絶ちません。
我々応援団も気がついたら「補助金がもらえるのが前提」とか「もらえるようないい事業をしている」とか勘違いをしてしまいがちになります。
血税であることをしっかり認識！襟をたて直した１日でした。