国民総幸福量（ＧＮＨ　Gross National Happiness）という価値観

いつもは日本航空を利用しているのですが、今日の九州博多からの帰りは久しぶりに全日空さんで帰ってきました。その飛行機の中のたまたま、持っていたＪＡＬの情報誌誌「Ａｇｏｒａ」を堂々と読んでいました。(^^ゞ
その中で「われら地球人」のコーナーに、ヒマラヤの小国ブータンで活躍されている治療家「高田忠典」さんの記事がありました。

この国は近代化が政府によって統制されており、入国は基本的に現地旅行会社のツアー参加しか認められていないようです。確かに我々は生産性を重視して金持ち＝幸福と信じ、生産性の低い年配を大切にしない傾向にあります。
でも昔から家族にはそれぞれや役割があって、老人には子供に話しを聞かせて想像力を育てるという仕事がありました。この国、決して経済的には恵まれていないようですが、国民は全員民族衣装を着ていきいきとして誇らしげだそうです。
価値観をどこに求めるのか？
出張ばかりで自分を見失いがちな日に、ほっとしたひと時を与えてくれました。