経営力を高める為の営業再設計コラム ~ 明日の営業力を高める気づきをめざして ~

2023.07.15  第214回 DX時代、IT業界でよくある営業マンの悩み

━【 今回のテーマ 】━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

DX時代、IT業界でよくある営業マンの悩み

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他の業界からIT業界に転職、

30代前半、3年めの営業マン

 

「話を聞いてもらえますか?

 営業の仕事って…」

 

この業界特有、よくある悩みでした。

 

システム部は営業部と比較して

顧客への影響力が大きく、

営業マンは社内への気遣いが中心となり

本来の仕事がしづらい。

 

システムの詳細が理解できていないので

自らが主体で動けないもどかしさ。

 

結果、システム部が決めた

商談の事務処理が中心になりがち。

 

ご本人の話を一通り聞いた後、

大森はボソッと一言。

「ところで、あなたの夢は何ですか?」

 

サラリーマンには、必ずグチがあります。

 

溜まっているストレスを発散するのも

大切ですが、これでは前に進みません。

 

グチの前に、自分がどんな夢をもって仕事に臨むか!

その意をしっかりと持つのです。

 

そのスタンスが明確でないと

周囲の空気や雑音に流されてしまいます。

 

 

夢を考え 見つけ そして語る。

社外にこれらを語りあう友人を見つける。

 

自分がどうなりたいか?

ここに答えがないと、人生は楽しくありません。

 

日本人は、組織の一部として調和を重視する文化、

欧米人のように、個人の夢や目標を話すことを苦手です。

 

その理由は、教育方針の違いからです。

日本は知識の詰め込み中心、

欧米は個人の才能や創造力の育成中心。

 

しかし、日本も今は個性を大切にする時代です。

 

アメリカの元大統領オバマ夫人の言葉

「夢を考えることは、新たな未来を築くための第一歩です」

 

 

さて、先ほどの営業マンからこんな返事がきました。

 

「すごく楽になりました。

 自分の中に光が差し込んできたような気がします」

 

次回お会いする時、大森が夢を聞かせていただく

友人になれますように!

 

貴方は、組織の文化や風土に負けない

個人の思いを貫く『夢』を持っていますか?

 

今回も最後まで読んでいただき、ありがとうございました。

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